「プレジデントファミリー」編集長 鈴木勝彦氏
「お父さんインタビュー」は日常的に父親を研究・観察している専門家や有識者の方々を中心に、いまどきの父親像や家族のあり方などについて、インタビュー形式で取材をしていきます。第ニ弾として、30代の父親をターゲットに、子育てや教育を中心に家庭にまつわる様々なテーマを取り上げる雑誌「プレジデントファミリー」の編集長、鈴木勝彦さんにお話を伺いました。
父親の役割が大きく変化。家庭にも人格を求める。
かつては「亭主元気で留守がいい」と言われたように、父親は外で働くということが役割であり、いわば仕事が人格でした。豊かさをモノで測る時代においては、父親は給料という形で明確に存在を示していましたが、社会が時間や楽しみといった精神的な価値を重視する時代になり、父親自身も家庭を楽しむことで、家庭にも人格を求めるようになりました。同時に、母親を取り囲む環境も複雑化していて、母親は以前よりも孤独になっており、子育てに関しても夫に相談相手としての役割を求めています。父親も子育てに積極的に関わるように変化しています。
教育や子育てに関する情報武装、父親にも迷い。
これまでの特集としては、読者ニーズとして高い「教育」が中心となっています。教育問題が社会的な関心になる中で、学校選びにも関心が高まっており、とりわけ受験というのは、子供だけではなく親子で取り組む問題になっています。第1号の特集は、「頭のいい子の親の顔」ということで、現役東大生100人の小中学校時代を調査し、どんな家庭に育ったのか、親の職業、学歴、年収、家族の人間関係など、詳細に調査し、たくさんの反響をいただきました。父親にとっても、受験は子育てに関与し、親子のコミュニケーションを生み出す機会として捉えているようです。受験というのは偏差値という明確なモノサシがあり、子供の成長を実感しやすい。しかし、受験以外の子育ての目標となると、各ご家庭の価値観を問われることになり、いまのところみんなが納得できる明確な軸を持ち合わせていないというのが実情です。
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「プレジデントファミリー」 発行:プレジデント社 |






























